ダンロップ、介護参入 キッツよりデイ承継

【高齢者の介護・医療ニュース】

 バルブ大手のキッツ(千葉市)は、フィットネスクラブ運営・介護保険サービス事業などを手掛ける100%子会社キッツウェルネス(同)の全株式をスポーツ用品製造・販売などを手掛けるダンロップスポーツ(神戸市)へと譲渡することを発表した。譲渡価格は42億円。譲渡は10月1日を予定している。

 キッツウェルネスは1990年設立。首都圏を中心に14ヵ所のスポーツクラブを運営する他、「ウェルネスパーク」のブランドで、リハビリ特化型デイサービスを神奈川県内で2ヵ所運営している。なお、株式譲渡に伴う新社名、新ブランド名等は未定。

 今回の株式譲渡についてキッツでは「当社グループの中心であるバルブ事業への更なる特化と経営資源の再分配が目的」とコメントしている。



(2014年8月27日号)高齢者住宅新聞