16棟目の高齢者住宅・・・MCP 居宅・訪介併設

【高齢者の介護・医療ニュース】

 メディカル・ケア・プランニンググループのMCP(福島県郡山市)は9月10日、埼玉県川越市サービス付き高齢者向け住宅(以下・サ付き住宅)「ケアタウンつどい南大塚」をオープンした。併設の事業所は居宅介護支援と訪問介護。近隣には5月にオープンしたデイサービスもある。今回の開設により同グループが運営する高齢者住宅は全16棟となった。

 建物は地上3階建ての全53室。広さ約18平米の居室にはベッドを含めた家具一式を揃え、引越し時の負担を減らす。1階の機能訓練室を兼ねた食堂には9畳ほどの和室があり、くつろぎの場として利用を促す。

 サービス面では24時間スタッフが常駐し、入居者の体調管理や安全に配慮する。日中は介護福祉士と看護師の資格を併せ持つスタッフを配置し医療依存度の高い人を積極的に受け入れる体制を敷いた。食事も入居者の嚥下状態に合わせ、3種類から選べるようになっている。

 月額利用料は家賃・食費・水道光熱費を含めた共益費を合わせ15万2000円。入居時には敷金18万9000円が必要となる。

 同グループでは次の開発計画として来年、サ付き住宅を埼玉県春日部市でオープンさせる予定。
 



(2014年9月17日号)高齢者住宅新聞