中国で認知症介護サービス・・・MCS 経産省事業に採択

【高齢者の介護・医療ニュース】

 メディカル・ケア・サービス(さいたま市)は「認知症介護サービス等の海外展開に関する実証調査事業」をスタートさせた。

 この事業は、医療系サービスの国際化を目指した経済産業省の「平成26年度 医療機器・サービス国際化推進事業(海外展開の事業性評価に向けた実証調査事業)」のひとつとして採択されたもので、介護業界では初となる。今回は他に20事業が採択された。

 事業内容は、中国・ASEAN諸国でグループホーム、小規模多機能型施設、訪問介護などの認知症介護サービスを展開することで、認知症介護ができる人材の育成などが可能となるビジネスモデル実現のための実証実験を行う。

 また、これらの国において、日本の認知症介護サービスの展開が可能か、可能であれば制度上どのような課題があるのか、などビジネスモデルの検討も行う。
 なお、この事業はリエイ(千葉県浦安市)の協力の元で推進する。



(2014年9月24日号)高齢者住宅新聞