在宅事業者買収・・・セントケア 東北の地盤強化

【高齢者の介護・医療ニュース】

 セントケア・ホールディング(東京都中央区)は秋田県内で訪問入浴などの在宅介護サービスを展開する虹の街(北秋田市)の全株式を取得し子会社化する。取得日は今年7月1日。取得価格は10億710万円。なお、虹の街は、同社社長が100%の株式を保有し、福祉用具貸与・販売などを手がける虹の街企画(秋田市)を6月30日付で合併する。

 虹の街は1989年設立。2014年6月期の売上高は約12億3000万円。経常利益は約1億8000万円。虹の街企画は2008年設立。2014年9月期の売上高は約2億4000万円。経常利益は約2800万円。

 セントケアグループでは、現在、東北ではセントケア宮城とセントケア東北が宮城県山形県で事業展開をしているが、秋田県内に営業所を構えていない。今回の株式取得により、東北地域での事業基盤を強化していきたい考えだ。



(2015年4月22日号)高齢者住宅新聞