「介護甲子園」地方で予選 6月15日まで参加受付

【高齢者の介護・医療ニュース】

 11月9日に開催される「第4回介護甲子園」(主催・(社)日本介護協会/東京都台東区)のエントリー事業所募集が1月28日より開始されたのに合わせ、同日都内で「キックオフイベント」が開かれた。

 介護甲子園とは、介護から日本を元気にしたいという想いを持つ全国の同志により開催される大会。介護業界で働く現場のスタッフが輝ける場を提供するイベントだ。

 (社)日本介護協会の左敬真理事長は、「今後国内では、100万人単位で介護職員が不足すると言われている。介護甲子園は、介護の素晴らしさそして魅力を伝えていく場でもある。ともに働く仲間を増やしていき、我々が高齢者となり介護される側になっても安心して介護を任せることができる人材が育つきっかけになれば」と挨拶した。また、同斉藤正行副理事長は介護甲子園の先を見据え、「これをきっかけに、中国、そしてアジアへの展開への一歩にしたい」と抱負を語った。

 昨年11月に行われた第3回大会では全国の介護事業所803カ所が参加。今年はさらなる参加を見込み、全国5ブロック(予定)で複数回の予選を行い、東京の日比谷公会堂で予選を勝ち抜いた5事業所による決勝を行う予定だ。

 エントリーは介護甲子園ホームページ、またはFAXにて随時受け付ける。締め切りは6月15日。詳細は介護甲子園事務局まで。(2月5日号)高齢者住宅新聞