日本の歯科技術、ミャンマーに・・・デンタルサポート

【高齢者の介護・医療ニュース】

 デンタルサポート(千葉市)は今年4月から1年間、ミャンマーで日本の歯科技工・歯科医療サービス普及事業を行う。

 これは。JICA(独立行政法人国際協力機構)の新プロジェクト「開発途上国の社会・経済開発のための民間技術促進普及事業」の一環として実施されるもの。具体的には、ミャンマーの歯科大学などに歯科医師・歯科技工士を派遣し、日本の歯科技工士教育・育成プログラムを提供するほか、各種セミナーを通じて予防歯科に関する啓発活動、日本の技術やノウハウを取り入れた歯科技工物の流通などを行う。また、ミャンマー政府関係者・歯科医師・歯学部学生を日本に招き、教育・育成プログラムを実施する。

 同社では、現在ドバイ(アラブ首長国連邦)で医科・歯科併設クリニックを運営している。今後は、このクリニックとの連携も視野に入れながら、ASEAN諸国における展開を推進していく考えだ。(2月5日号)高齢者住宅新聞