介護セミナー、124名参加・・・公介協・優建協

【高齢者の介護・医療ニュース】

 2013年度優良賃貸住宅等建設事業者連絡協議会(埼玉県さいたま市、以下・優建協)・公社介護事業等運営者協議会(埼玉県さいたま市、以下・公介協)の第3回研修会・意見交換会が2月3日に大宮ラフォーレ清水園で行われた。

 今回の研修会は、住まいと介護・医療連携をテーマに、スターコンサルティンググループの糠谷和弘社長が「サ高住を3カ月で満室にする方法」について講演し、メディカルホットラインネットワーク 医療法人渋美会 東京在宅医療クリニックの池田貴行院長が「医療連携に成功した介護施設の取り組み事例」について講演。両協議会の会員約124名が参加した。

 公介協は、土地オーナーと埼玉県住宅供給公社(埼玉県さいたま市、以下埼玉公社)の連携により建設した高齢者住宅・施設の安心・安全な運営と、会員相互の連携による医療・介護・福祉の向上・増進に寄与することを目的に2009年に設立。現在37法人が参加しており、来年度中に会員数50法人を目指している。

 優建協は、埼玉公社が土地オーナーと連携して建設・管理する公社管理住宅、高齢者住宅・施設及び医療・教育施設の普及啓発などを図るために1999年に設立。建設・設計会社、建設コンサルタント、不動産会社などで構成され、優良賃貸住宅等の品質向上と円滑な事業推進を目指している。

 両協議会の事務局を代行している埼玉公社の事業実績は、GH14件、有老16件、老健4件、ケアハウス2件、特養4件、ショートステイ7件、病院3件、高齢者向け賃貸住宅8件(内、サ付き住宅2件)、借上げ県営住宅7件、一般賃貸住宅44件の合計109件(平成25年12月現在)。(2月19日号)高齢者住宅新聞