初の特定施設開設・・・エスケアメイト

【高齢者の介護・医療ニュース】

 医薬品卸大手スズケンの子会社で介護事業を手掛けるエスケアメイト(東京都台東区)は3月1日、同社初となる介護付有料老人ホーム「エスケアリビング相模原中央」を神奈川県相模原市に開設した。居室数は58。入居一時金はゼロ、月額利用料は17万8000円。

 同社は2011年10月設立、翌年1月に訪問介護事業所を買収する形で第1号事業所を開設した。その後はグループホーム、小規模多機能、デイサービスとショートステイの併設事業所などを1都3県で展開。今年2月1日時点での開設数は、居宅介護支援7、訪問介護8、デイサービス10、グループホーム2、ショートステイ9、小規模多機能2。

 「創業時は、5年間で特定施設10、グループホーム10、デイサービスを中心にした複合施設を10という開設計画を立てていました。自治体の総量規制などの問題で、特定施設とグループホームの開設ペースが鈍っていますので、まずはここを当初の計画ペースに戻すことを目標に今後も開設を進めていきます。エリアは東名阪。また新規開設だけではなくM&Aも活用していきます」(杉山昭人社長)。(3月5日号)高齢者住宅新聞