福岡地所、博多駅近くに複合施設開業 サ付き・GH・訪介等併設

【高齢者の介護・医療ニュース】

 福岡地所シニアライフ(福岡市)は、複合高齢者介護施設「ユトリア博多」の開所式を3月19日に行った。

 同施設は、サービス付き高齢者向け住宅(32戸)とグループホーム(2ユニット・18戸)、小規模多機能、訪問介護がひとつの建物内に同居している。また1階にはテナントとしてクリニックの開設を計画しているほか、福岡地所グループ内の調剤薬局の開設も予定されている。

 特徴は、博多駅から1kmという交通利便性。また福岡地所関連の社会福祉法人が運営する特養「シティケア博多」も1km足らずの距離にある。

 サ付き住宅の居室面積は21m2台〜22m2台が中心。25m2以下ながらも居室内にシャワーブースが設けられているのが特徴。「夏場などの気候のいい時期であれば、風呂ではなくシャワーでいいという入居者もいるでしょう。また家族や友人が遊びに来たときなどにも便利だと思います」(渡邊弘喜支配人)

 サ付きの入居費用は家賃・共益費・基本サービス費・食費等で月に16万3600円〜17万9600円。同上によれば「中の上」という。(4月2日号)高齢者住宅新聞