独自の木造建築推進・・・パナソニックESテクノストラクチャー

【高齢者の介護・医療ニュース】

 パナソニックESテクノストラクチャー大阪府門真市)は、独自の木造耐震住宅工法で住宅事業を推進。全国のビルダーを組織化し、戸建てからアパート、店舗、医療・介護施設まで幅広い実績を誇る。

 1995年に「テクノストラクチャー工法」を独自に開発。梁に木と鉄の複合梁「テクノビーム」を採用。接合部も金具で強化し、耐震性を高める。最大間口約6メートルの大空間や大きな開口部、さらには2階建ての建物で1、2階ともに最大約2・8メートルの天井高が可能。設計自由度が高く、内装・外装のデザイン性に優れているため、開放的な空間を実現する。木と鉄を融合した木造改良工法のため、変形敷地でも敷地を最大限に活用した建築が可能となった。

「木のたわみが少なく、メンテナンス性にも優れているため、資産活用に優れた商品。減価償却が短期のため、税務上のメリットも得られる」(商品開発部・吉田秀和部長)。

 全国約400社の工務店を組織化。建築実績は戸建住宅をはじめ4万3000棟以上にのぼる。1500m2規模の大型木造建築が可能。高齢者施設では、グループホーム、ケアハウス、デイサービスなどで実績。今後はサービス付き高齢者向け住宅や有料老人ホーム事業者への提案も強化。入居者に木のぬくもりを与える建築を推進する。(4月2日号)高齢者住宅新聞