東京都、10年で特養2万戸 高齢者居住確保計画発表

【高齢者の介護・医療ニュース】

 東京都は3月37日、今年度から2020年度までを期間とする「高齢者の居住安定確保プラン」を発表した。

 これは2010年に策定した「高齢者の居住安定確保プラン―基本的方針と実現のための施策―」(2012年一部改定)を、第6期東京都高齢者保健福祉計画の策定など踏まえて改定したもの。

 2025年度時点での高齢者住宅整備目標は、特養6万人分(2015年3月1日現在4万2006人分)、グループホーム2万人分(同9425人分)、サービス付き高齢者向け住宅2万8000戸(同1万5886戸)。

 加えて、地域包括ケアとの連携を推進するサ付き住宅補助、民間賃貸住宅への入居を支援する居住支援協議会の設立支援、在宅療養体制確保のための支援、空き家を活用した入居支援、生活支援付すまい確保事業、生活支援コーディネーター養成のための研修の実施などといった施策に取り組んでいく。



(2015年4月8日号)高齢者住宅新聞