大阪の介護会社買収・・・J-STAR ファンド通じ

 J-STAR(東京都千代田区)は、管理・運営するファンド、J―STAR二号投資事業有限責任組合の投資先である介護サービス事業会社プラティア大阪府東大阪市)を通じて、グループホームなどを運営する桂商事(大阪市)の株式を取得した。

 桂商事は大阪市南部でグループホーム4ヵ所、小規模多機能型居宅介護事業所を1ヵ所運営している。一方プラティア東大阪市及び大阪市東部を地盤とし、介護付有料老人ホーム、グループホームなど幅広い介護事業を展開している。
 J-STARでは「両社の事業展開エリアは隣接しており、営業活動・人材募集の面などでシナジー効果が期待できる」と、株式取得のメリットを説明。また、両社の人材交流を通じてノウハウを共有することにより、認知症ケアに関する専門性を高めていく考えだ。

 同社は、今後もグループホームを運営する事業者のM&Aなどを通じて、認知症ケアのニーズに応える高い専門性を持った企業グループへの成長を図っていく。



(2016年5月4日号)高齢者住宅新聞