長谷川ホールディングス ファンドに株式売却

 「イリーゼ」ブランドで介護事業を展開する長谷川介護サービスなどを傘下に持つ長谷川ホールディングス(東京都豊島区)は9月26日、イギリスのCVCキャピタルパートナーズが投資助言を行うファンド(以下・CVC)に対し、株式を譲渡したと発表した。譲渡株式数及び譲渡価格は非公表。これによりCVCが同社の筆頭株主となった。

 長谷川ホールディングスは1997年2月の設立。長谷川介護サービスのほか、清掃・家事代行などのフランチャイズ事業を手がける長谷川興産、保育事業の長谷川キッズライフなどを傘下に持つ。

 現在「2020年に売上高1000億円」を中期経営計画として掲げており、株式上場も視野に入れる。今回のCVCへの株式譲渡により、新規事業拡大のための投資資金を確保し、中期経営計画の達成および株式上場準備を加速させる。


(2016年10月5日号)高齢者住宅新聞