津波救命艇を設置 全国2例目

【高齢者の介護・医療ニュース】

 社会福祉法人洗心福祉会(三重県津市)は、同県志摩市で運営する浜島地域ケアセンターに、四国運輸局が定める津波救命艇ガイドラインに基づく津波救命艇を設置する。同ガイドラインに基づく救命艇設置は全国で2例目。民間施設では初となる。

 同センターはグループホームと小規模多機能の複合施設。日中帯は最大24人が利用している。施設は海岸線より約360メートルのところに位置し、標高5メートルのため、将来発生が予想される東海・東南海・南海地震の際には津波による被害が予想されていた。

 今回設置する救命艇は座席数25。3月30日には同センターで設置セレモニーが行われる。(2月12日号)高齢者住宅新聞