やまね、13億円赤字 来期は黒字転換予想

 やまねメディカル(東京都中央区)は2016年3月期通期決算を発表した。

売上高は前年より20・2%増の77億8300万円となったものの、経常利益は7億4300万円の赤字(前年度は12億9000万円の赤字)、当期純利益も13億2900万円のマイナス(前年度は10億1400万円の赤字)となり、2期連続での赤字を計上した。

サービス付き高齢者向け住宅「なごやかレジデンス」の集中的開設に伴う初期コストの回収が思う様に進まないことなどが原因。

 同社では、創業来の事業である単独型デイサービスを今年4月1日付けで譲渡しており、17年3月期通期決算は特別利益の計上などにより25億5000万円の純利益になると見込んでいる。



(2016年6月22日号)高齢者住宅新聞